勝手に法廷画〜第2審〜
- 2012.06.25 Monday
- 06:40
こんにちは
この夏は狂ったようにチュウチュウ(ポキニコ)をむさぼって
欲の命ずるままに食い散らかしてやると決めた福島です。
ええ、冷凍庫で凍らせて膝で2つに割って食べる
例のあれです。
さて
ワイドショーと同じ角度から社会に鋭いメスを入れる
「勝手に法廷画」の時間がやってまいりました。
本日法廷に現れたのは
”暴露本”ともいうべき著書「願力〜ganriki〜」で
自身の恋愛遍歴を赤裸々につづり巷を賑わせている
長谷川理恵さん。
おしゃれのカリスマ的ポジションを確立した彼女には珍しく
胸に力強く「せたがやたがやせ」と書かれた
黄色地のTシャツ1枚というラフないでたち。
入廷するやいなや
キッと正面を見据えると
法廷中に響き渡るほどの大きな声で
「サンプラザ中野くんさんからいただきました」
……。
刹那、何のことか解らずざわめく傍聴席。
裁判長の
「御召物のことですよね、
あなたが野菜ソムリエ方面を耕そうとなさっていた頃に育まれた人脈でしょうか…」
という
質問とも補足とも取れる一言に
ようやく場が落ち着きを取り戻したかに見えたそのとき
裁判長を睨みつけるような険しい表情で
下クチビルがちぎれんばかりに前歯で噛み
シューシューと荒い息遣いで威嚇するような素振りを見せる彼女。
それでも何か訴えたいことがあるのでしょうか、
途切れ途切れに
「が、がんりき!…(シューシュー)ブコウフ! うるな…!
ブコウフ…に…売るな…(シューシュー)」
1時間にわたる彼女の必死の訴えを要約すると
「先日出版したばかりの著書が、もうブックオフに山積みされているのは
一体全体どういうことだ。古本屋に売りに行くのをやめて欲しい。定価で買って欲しい。」
……。
言いたいだけ言うと
「気分が悪い」と言って
刑務官に付き添われ法廷をあとにした彼女。
30分の休廷の後、
再び法廷に姿を見せる。
どよめく傍聴席。
「…こう、まぶたが青いのは、最近のじゃなくて、まだバンドの頃のですよね…」
と補足するにはマニアックが過ぎる裁判長に退廷を促されると
「ブハハハハ」と悪魔的に笑いながら舌を出して去って行く理恵氏。
……
それにしても誰に頼まれて暴露本なんか出版したのでしょうか。
今後も謎に包まれる「理恵劇場」から目が離せない。
つづく